第5章
ICTで広がる学びと表現

ICTを学ぼう中級編

01|この章で学ぶこと

📚 ICTを使つかって、自分じぶんらしいまなびや表現ひょうげんひろげよう!

パソコンやタブレットを使つかうと、まなかた表現ひょうげんのしかたが、もっと自由じゆうでいろいろなものになっていくよ。

たとえば、調しらべたことをスライドにまとめたり、動画どうが発表はっぴょうしたり、インタビューしたことを記事きじにしたり── ICTがあることで、自分じぶんのアイデアを「かたち」にしやすくなるんだ。

このしょうでは、自分じぶんったまなかたつけたり、チームで協力きょうりょくして方法ほうほう作品さくひんとして表現ひょうげんするおもしろさについてまなんでいくよ。

「どうすればつたわるかな?」「どんなツールが使つかえるかな?」とかんがえながら、自分じぶんらしいまなびをひろげていこう!

02|自分に合うICT活用とは?

🧠 自分じぶんったツールをつけて、まなびやすくしよう

ひとによって「わかりやすい」とかんじるまなかたはちがうよね。ノートにくのがっているひともいれば、動画どうがたほうが理解りかいしやすいひともいる。

ICTを使つかえば、自分じぶんったやりかたえらびやすくなるんだ。

たとえば、ほんむのが苦手にがてひと音声おんせいいたり、あたまなか整理せいりするのが苦手にがてひと使つかってまとめたり。

ツールをうまく使つかえば、もっと自分じぶんらしく、まなびをすすめられるよ。

ICT活用とは

🟦 まなびに役立やくだつICTのれい

ICTには、いろんなまなびのかたちをサポートするツールがあります。

  • スライド作成さくせいツール(例:Googleスライド、PowerPoint)
  • 動画どうが学習がくしゅうアプリ(例:YouTube、NHK for School)
  • 調しらべものに役立やくだ検索けんさくエンジン辞書じしょアプリ
  • アイデアをまとめるツール(例:マインドマップ、ふせんアプリ)

チェックポイント

  • ✅ どんなときにICTを使つかうとまなびやすくなる?
  • 自分じぶん使つかいやすいツールやアプリをっている?
  • ✅ 「わかったつもり」をふせぐために、ICTでまとめやかえりができている?

💬 ちょっとかんがえてみよう!

自分じぶんにとって「わかりやすい」「おぼえやすい」方法ほうほうって、どんなやりかたかな?
ICTを使つかえば、いろんな工夫くふうができるよ。

今日きょう勉強べんきょうに「あたらしいツール」をひとつれてみるとしたら、どれにする?

03|チームで取り組むICT活動

🧑‍🤝‍🧑 みんな協力きょうりょくして、ひとつの作品さくひんをつくろう

ICTは、ひとりで使つかうだけじゃなくて、みんなちからわせて使つかうと、もっとおおきなことができるんだ。

たとえば、グループで発表はっぴょうようのスライドをつくったり、動画どうが編集へんしゅうしたり、調しらべた内容ないようけてまとめたり・・。
学校がっこう授業じゅぎょうでも、プロジェクトにチャレンジするチャンスはたくさんあるよ。

そんなときに大切たいせつなのが、「チームワーク」と「役割やくわり分担ぶんたん」。おたがいの得意とくいなことをかして、協力きょうりょくしながらすすめていこう!

役わり分担

🟦 ICTを使つかったチーム活動かつどうとは?

ICTを使つかうと、とおくにいる友達ともだちともはなえたり、おな資料しりょう同時どうじ編集へんしゅうできたりします。

でも、ただけるだけではうまくいかないことも。だれなにをするか、どうやってたすうかをかんがえることがポイントです。

うまく協力きょうりょくするためのポイント

  • 🤝 役割やくわりをきちんとけておく(例:調しらべるひと、まとめるひと発表はっぴょうするひと
  • 💬 こまめにはなって、すす具合ぐあい確認かくにんする
  • 📁 クラウドなどで、データを共有きょうゆうするようにする
  • 📝 やることリストやスケジュールをみんな確認かくにんする

💬 ちょっとかんがえてみよう!

もしチームで活動かつどうするとき、自分じぶんはどんな役割やくわりいているとおもう?

協力きょうりょくしてなにかをつくるとき、どんな工夫くふうをすれば、みんな気持きもちよく参加さんかできるかな?

04|作品で伝える!自分の考え

🖼️ ICTを使つかって、アイデアを「えるかたち」にしよう

「こんなことをつたえたい」「こんなふうにかんがえたよ」

そんな気持きもちやアイデアを、ICTのちからでかたちにすることができるよ。

たとえば、ポスターやスライド、動画どうが情報じょうほう発信はっしんようのウェブページなど、自分じぶんかんがえをつたえる方法ほうほうはいろいろある。

どんなかたちにすれば、よりつたわりやすくなるかな?大切たいせつなのは、「相手あいてつたえる工夫くふう」をすること。ひとのことをおもいながら、自分じぶんらしい表現ひょうげんにチャレンジしてみよう!

作品で伝える

🟦 ICTは「つたえる道具どうぐ」にもなるんだ

自分じぶん気持きもちやかんがえをつたえる方法ほうほうは、いろいろあるよね。

ICTを使つかえば、文字もじだけじゃなくて、画像がぞう音声おんせい動画どうがなんかもわせて表現ひょうげんできるから、もっとわかりやすくて、ひとこころにのこる作品さくひんにできるんだ。

表現ひょうげんのときに大切たいせつなこと

  • 🎯「だれに」「なにを」つたえたいかをかんがえる
  • 🖼️ (デザイン)を工夫くふうする
  • 🗣️ こえやナレーションをつけると、もっとつたわりやすくなる
  • 🎬 つたかたはひとつじゃない!画像がぞう動画どうが文章ぶんしょう、いろいろわせよう

💬 ちょっとかんがえてみよう!

もし「まちのいところ」を紹介しょうかいする作品さくひんをつくるとしたら、どんな方法ほうほうつたえる?

写真しゃしんれて、スライドで紹介しょうかいする?それとも動画どうが

ひとがわかりやすいかどうか」をかんがえることが、表現ひょうげんのコツなんだ。

05|コラム

ICTで表現ひょうげんするっておもしろい!

正しい情報を選ぶ力「情報リテラシー」

言葉ことばにできない気持きもち」をつたえたいとき、どうする?

たとえば、「ともだちとすごくたのしかった」や「びっくりした体験たいけん」、「こうなったらいいなっておも未来みらい

それを文字もじだけでつたえるのって、ちょっとむずかしいよね。でも、もし写真しゃしんおと動画どうが使つかえたら?

にっこりわらかおや、ドキドキする音楽おんがく、ワクワクするイラスト。ICTを使つかうと、そんな「気持きもち」までつたえることができるんだ。

学校がっこう発表はっぴょうでも、ポスターやスライドに工夫くふうがあると、「わぁ、わかりやすい!」っておもってもらえるよね。

それはただ情報じょうほうをならべるだけじゃなく、「どうやったらつたわるかな?」とかんがえてつくったから。

表現ひょうげんって、じつはとてもクリエイティブなもの。

正解せいかいはひとつじゃない。だからこそ、自分じぶんだけのつたかたつけるのがたのしいんだ。

「こんなことをつたえたいな」っておもったとき、ちょっとだけICTのちからりて、かたちにしてみよう。きっと、だれかにとどく「つたかた」がつかるよ。

06|この章のポイント

🎯 ICTを使つかって、まなかた表現ひょうげんはばひろげよう!

ICTは、「かる」「つたえる」「つながる」ためのちからをサポートしてくれるツールです。自分じぶんった使つかかたつけて、チームや友達ともだち協力きょうりょくしながら、よりふかまなびや発表はっぴょうにつなげていこう!

📌 ポイント
ICTは、自分じぶんまなかたわせて使つかかた工夫くふうできるツール
チームではなったり、役割やくわり分担ぶんたんめたりすることで、協力きょうりょくしてちからそだ
ひょうグラフ、スライド、動画どうがなど、さまざまなかたちで「つたえるちから」をたかめることができる
ICTを使つかった表現ひょうげんには「正解せいかい」はひとつじゃない!自由じゆうに、自分じぶんらしく工夫くふうしてOK
まなびや表現ひょうげんに「どう使つかったらもっとつたわる?」という視点してんをもつと、ICTのちからがよりきてくる

07|ミニクイズ

理解度りかいどチェック!

Q1. ICTを使つかってまなぶときに大切たいせつなのはどれ?

Q2. チームでICTを使つかってむときに大切たいせつなことは?

Q3. 自分じぶんかんがえをつたえるとき、ICTでできることはどれ?

Q4. ICTでチーム活動かつどうすすめるときにやってはいけないことは?

Q5. ひょうグラフなどを使つかってつたえると、どんないことがある?