ICTとじょうずにつきあいながら、自分らしい学び方・働き方を見つけよう
01|この章で学ぶこと
💡 ICTは“道具”でもあり、“じぶんをのばすチカラ”にもなる!
わたしたちは毎日、スマホやタブレット、SNSや動画など、さまざまなICTとふれあっているよね。
この章では、ICTとじょうずな距離を保ちながら、「どんなふうに使いたいか」「どんなふうに生きていきたいか」を考えてみよう。
- つかいすぎや依存と、どう向きあうか?
- じぶんらしいICTの使い方って?
- ICTの力を、これからの学びや仕事にどうつなげる?
この章を通して、ICTと“じぶんらしく生きる”ためのヒントを見つけていこう!
02|デジタルとの距離感
📱 ICTは便利。でも、近づきすぎると“のまれて”しまうこともある。
SNSを見つづけて寝るのが遅くなったり、ゲームをやめられなくなったり…。
そんなふうに「気づいたら時間がなくなっていた」ということ、ないかな?

気をつけたいICTの“つかいすぎ”
- ⏰ 時間が長くなって、やることを忘れる
- 😴 生活リズムがくずれて、体や心にひびく
- 😔 やめたいのに、やめられない気持ちになる
📌 ICTは「つかう」もの。ふりまわされないための“距離感”が大事!
「やることを先に終わらせてから」「夜は◯時まで」など、自分ルールをもっておこう。
💬 チャレンジしてみよう!
1日の中で「この時間はICTをさわらない」と決めてみよう!
その時間でできたことを記録してみると、おもしろい発見があるかも。
03|じぶんらしい使い方って?
🧭 “じぶんらしい”って、どういうこと?
ICTの使い方に正解はないよね。だけど、「どんな使い方が自分にとっていいのか」を考えることが、とっても大切。

💡 たとえば、こんなちがいがあるかも
- SNS:話すのが好きな子はコメントを大切に、見るだけ派の子は情報の見かたを工夫
- ゲーム:楽しむ時間と勉強の時間をわけて、バランスを取っている子
- 学び:動画で理解するのが得意な子、本やノートが合っている子
ICTとのつきあい方は、人それぞれの「スタイル」によっても変わってくるよ。
🧠 ICTスタイルの例
- 🎯 時間スタイル:「◯時以降は使わない」「土日は控える」
- 💬 SNSスタイル:「反応はゆっくりでもOK」「やさしい言葉を心がける」
- 🧑💻 学びスタイル:「動画で理解→ノートで整理」「自作クイズで復習」
📌 「友だちと同じ」である必要はない。自分に合ったつきあい方が“じぶんらしさ”だよ。
💬 チャレンジしてみよう!
「SNS・ゲーム・学び」について、自分がどう使っているかふりかえって、「これからこうしたい!」を1つ決めてみよう!
04|将来につながるICTの力
🌟 ICTの力は、これからの“じぶんの未来”にもつながっていく!
ICTを上手に使えるようになると、いろんな未来の選択肢が広がっていくよ。

ICTが活きる未来のチカラ
- 🎓 学び:好きなことを深く学べる(オンライン講座・調べ学習など)
- 💼 しごと:世界とつながって働ける(リモート・デジタル制作など)
- 🌏 生き方:自分の考えや活動を発信して、社会とかかわれる
📌 ICTを「使えること」が目的じゃない。“どう活かしたいか”が大切なんだよ。
💬 ちょっと考えてみよう!
将来、ICTを使ってどんなことをしてみたい?
- 💡 何かを伝える?
- 💡 人とつながる?
- 💡 新しいものを作る?
じぶんの未来にICTをどう組み合わせたいか、考えてみよう!
05|コラム
💡“通知”にふりまわされない!【デジタル・ウェルビーイング】

スマホやタブレットをつかっていると、「ピコン!」と音がなって、つい見たくなることってあるよね。ゲームの通知、動画アプリの更新、SNSのメッセージ……。でもね、それを見たあと「何をしてたんだっけ?」と、やるべきことを忘れてしまうことも。
じつは、こうした「通知」によって集中が切れてしまうことが、今とても話題になっているんだよ。
だからこそ、「本を読むときは通知を切る」「夜9時以降はおやすみモードにする」など、自分でルールを決めることが大事。
ICTをつかいこなすって、ただたくさん使うことじゃなくて、「必要なときに、必要なだけ使える力」のことなんだ。
ちょっとだけでも、自分のスタイルを見つけてみよう。
それが、“じぶんを大切にする”ことにもつながっていくんだよ。
06|この章のポイント
📌 ICTと“じぶんらしく”つきあう力を育てよう!
ICTとの距離感を考え、使いすぎや依存を防ごう |
SNS・ゲーム・学びの使い方をふりかえってみよう |
自分に合った“ICTスタイル”を見つけよう |
ICTは、将来の学びや仕事にもつながっていく |
07|ミニクイズ
〇 理解度チェック!
Q1. ICTとのつきあい方で大切なのは?
Q2. つかいすぎによっておこるかもしれない問題は?
Q3. 将来の仕事や学びにICTが役立つ例は?
Q4. 「ICTスタイル」を考えるときに大切なのは?
Q5. ICTとじょうずにつきあうために大切なことは?