自分たちでテーマを決めて、課題解決にICTを使ってみよう
01|この章で学ぶこと
🚀 じぶんたちの力で、課題を見つけて、ICTで行動してみよう!
「ICTを学ぶ」だけではなく、「ICTで行動する」ことが、これからの時代にとても大切な力になるよ。
この章では、チームでテーマを決めて、計画して、ICTを使って形にしていく「プロジェクト」にチャレンジしてみよう!
身の回りの「ちょっと気になること」や「もっとこうだったらいいのに」という気づきから、アイデアを考えて、ICTのチカラで“かたち”にしていこう!
02|テーマを見つけよう
🔍 身の回りの“ちょっと気になる”からスタートしよう!
課題って、むずかしいことじゃなくてもいいんだ。
「なんでこうなってるの?」「もっとよくならないかな?」と気づいたことが、すでにプロジェクトのタネなんだよ。

💡 テーマのヒント
- 学校:給食の好ききらい、忘れ物対策、校内の安全マップ
- 町:ゴミの出し方、イベントの紹介、観光の工夫
- 自分:勉強のしかた、スマホの使い方、友だちとのトラブル予防

03|ICTでできる方法を考えよう
🛠️ 「伝える」「解決する」「行動する」ためにICTをどう使う?
テーマが決まったら、次は「どうやって伝える?」「どう解決する?」を考えよう。

ICTを活かした手段の例
- 📱 アプリやデジタルマップをつくる
- 🎥 動画やSNSで発信する
- 💻 Scratchでシミュレーションやゲームにする

💬 チャレンジしてみよう!
「紙だけでできること」と「ICTだからこそできること」をくらべてみよう。
違いに気づけば、きみのプロジェクトがもっとレベルアップするよ!
04|チームで計画・制作・発表へ
💡「ひらめき」から「行動」へ――それがプロジェクト!
プロジェクトって、アイデアが浮かんだだけではまだ始まっていないんだ。それをどう実現するか、どうチームで動くかが、本当のスタート。
1.「気になるな」と思う(発見) |
2.「こうしたいな」と考える(アイデア) |
3.「どうやってやる?」を話し合う(計画) |
4.「つくってみよう」と動く(実行) |
5.「どうだった?」とふりかえる(ふりかえり) |
📌 どんなに小さな一歩でも、「じぶんたちの手でやった!」という経験は、きっとこの先も大きな力になるよ。
🤝 「役わり分担」と「スケジュール」が成功のカギ!
プロジェクトをやりとげるためには、チームでうまく協力することが大切。
「だれが、なにを、いつまでにやるか」を決めると、スムーズに進められるよ。
💡 チーム活動のすすめ方
- 1.やることリストをつくろう(発表・取材・デザインなど)
- 2.役わり分担しよう(得意なことを活かして)
- 3.スケジュールを立てよう(いつまでに何をする?)
- 4.途中で見直そう(予定どおり?うまくいってる?)

05|コラム
じぶんたちで決めるって、すごいこと!

学校では、先生が進めてくれることが多いよね。
でも、プロジェクトはちょっとちがうんだ。
なにをテーマにする?
どんな方法で進める?
だれがなにをやる?
そう、じぶんたちで「決める」ことからすべてが始まるんだ。
それはちょっとむずかしいかもしれないけど、すごく大切な力になる。
考えて、話し合って、行動する――
「じぶんたちでやった!」って思えるプロジェクトは、きっとこの先の自信にもなるよ。
06|この章のポイント
📌「ICTをつかって、行動する力を育てよう!」
プロジェクトは「気づき」から始まり、「じぶんたちで決める」ことが出発点 |
テーマは学校や町、自分のまわりのことから見つけよう |
ICTを使うと、伝え方や見せ方にたくさんの工夫ができる |
チームで話し合い、役わりやスケジュールを決めて進めよう |
小さな一歩も、「じぶんたちでやった!」という経験が力になる |
07|ミニクイズ
〇 理解度チェック!
Q1. プロジェクトのスタートとして大事なのは?
Q2. ICTを使った発信方法として正しいのは?
Q3. チームで取り組むときに大切なことは?
Q4. 発表で大事なのは?
Q5. プロジェクトでICTを使うときに大切な考え方はどれ?