Scratchは、だれでも簡単にプログラミングができるツールです。
まずこの章では、Scratchの特徴や使い方について学び、Scratchの世界を知る第一歩を踏み出しましょう!
1-1.スクラッチとは
Scratch(スクラッチ)は、子どもたちが「つくって動かす」あそびができて楽しくプログラミングを学べるように作られた無料のツールです。
小学生から大人まで、世界中の人が使っています!

💡プログラミングが初めてでも、すぐに楽しめるのがScratchの魅力です!
1-2. スクラッチができた理由
むかしは、コンピューターを動かすには難しい英語のコードを書かなければいけませんでした。でも、それでは子どもたちや初心者には難しすぎる…💦

そこで、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究チームが、「だれでも簡単に楽しくプログラミングできるツールを作ろう!」と考え、2007年にScratchを作りました。
Scratchの名前の由来は、DJ(ディージェー)がレコードをこすって音を変える技「スクラッチ」からきています。プログラムを自由に組み合わせて、オリジナルの作品を作ってほしいという願いが込められています。
1-3. スクラッチでできること
Scratchを使うと、こんなことができます!
キャラクターを動かして、オリジナルのゲームを作れる!
キャラクターに台詞をつけたり、動きをつけられる!
自分で音をつけて、楽しい作品にできる!
ストーリーや問題を作って遊べる!
💡Scratchを使えば、自分のアイデアを形にできるよ!まずは、好きなチュートリアルを試してみよう!
1-4. スクラッチの特徴
〇 ブロックを組み合わせてプログラムを作る
スクラッチでは、プログラム(コード)を書くのではなく、カラフルな「ブロック」を積み上げるようにしてプログラムを作ります。
ブロックは「動く」「音を鳴らす」「しゃべる」など、いろんな動作ができるようになっています。


〇 自分でゲームやアニメを作れる
Scratchでは、プログラミングを使って、自分だけのゲームやアニメーションを作ることができます。
たとえば、キャラクターをクリックして動かすゲームや、音楽に合わせて踊るアニメなど、アイデア次第でいろんな作品を作ることができます。

〇 世界中の人と作品をシェアできる
自分が作った作品は、インターネットに公開して、他のScratchユーザーと共有することができます。
世界中の子どもたちが作った作品を見ることもできるし、自分が作ったものに他の人がコメントしてくれることもあります。

〇 学校や家庭で楽しく使える
Scratchは、学校の授業や家庭での学習に使われています。プログラミングを遊び感覚で学べるので、初めての子どもでも楽しく使うことができます。
何か間違えてもすぐに直せるので、失敗を恐れずに挑戦できます。

まとめ
Scratchは、ブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングができるツールです。難しいコードを書かなくても、ゲームやアニメーション、音楽など、自分のアイデアを自由に形にすることができます!
このレッスンでは、Scratchがどのように作られたのか、どんなことができるのかを学びました。Scratchを使えば、遊びながら楽しくプログラミングを学ぶことができます!
次のレッスンでは、実際にScratchを使って、プログラムを動かしてみましょう!
① ブロックを組み合わせるだけでプログラミングができる! |
② ゲームやアニメーションを作ったり、音楽を鳴らしたりできる! |
③ 世界中の人と作品を共有できる「Scratchコミュニティ」がある! |
④ ルールやマナーを守ることで、みんなが楽しく使える! |