第5章
ICTを活かしたプロジェクト学習

ICTを学ぶ中級編

5-1. プロジェクトってなに？

プロジェクトとは、みんなで協力きょうりょくして何なにかを作つくり上あげる活動かつどうのことです。
例えば、文化祭ぶんかさいで出だし物ものを準備じゅんびすることや、発表会はっぴょうかいの資料しりょうを作つくることもプロジェクトです。
ICTを使うことで、もっと効率的こうりつてきに進すすめられます。

5-2. チームでやると何がいい？

チームでプロジェクトを進すすめると、それぞれの得意分野とくいぶんやを活いかすことができます。
例えば、パソコンが得意とくいな人ひとが資料しりょうを作つくり、絵えが上手じょうずな人ひとがポスターを描かくと、 より良よい作品さくひんが完成かんせいします。役割やくわりを分担ぶんたんして、効率的こうりつてきに取とり組くむことが大切たいせつです。

5-3. やってみよう！チームでプロジェクト

テーマを決きめて、チームで取とり組くんでみましょう。

【テーマ例】

役割分担やくわりぶんたんを考かんがえて、チームで意見いけんを出だし合あいながら進すすめましょう。

5-4. 成功するための工夫を考えよう

プロジェクトがうまく進すすむためには、計画けいかくをしっかり立たてることが大切たいせつです。
次のポイントを意識いしきして取とり組くんでみましょう。

5-5. ケーススタディ：協力して作るICT作品

【ケース1：プレゼン作り】

グループで調しらべた結果けっかをまとめて発表はっぴょうするために、スライドを作成さくせいしました。
役割やくわりを分わけて、デザイン担当たんとう、データ整理せいり担当たんとう、発表はっぴょう担当たんとうが協力きょうりょくしました。

【ケース2：地域紹介ちいきしょうかいムービー】

地域ちいきの名所めいしょを紹介しょうかいするために、動画どうがを撮影さつえいして編集へんしゅうしました。
ナレーションとテロップを分担ぶんたんして、見みやすい動画どうがに仕上しあげました。

5-6. 発表のコツを学ぼう

発表はっぴょうするときには、声こえをはっきりと出だし、聞きいている人ひとに伝つたわりやすく話はなすことが大切たいせつです。
次のコツを覚おぼえておくと、発表はっぴょうがスムーズに進すすみます。

5-7. この章のまとめ

プロジェクト学習がくしゅうでは、チームワークがとても大切たいせつです。
それぞれの役割やくわりを分担ぶんたんし、協力きょうりょくして取とり組くむことで、より良よい作品さくひんが完成かんせいします。
ICTを活用かつようして、発表力はっぴょうりょくや表現力ひょうげんりょくを高たかめていきましょう！

🌟 コラム：チームで協力するためのポイント

チームで何なにかをするとき、みんなで力ちからを合あわせることが大切たいせつだよね。
でも、うまく協力きょうりょくするには、ちょっとしたコツがあるんだ。
ポイントを押おさえて、楽たのしくチームワークを発揮はっきしよう！

🎯 まずは目標もくひょうを決きめよう！

チームで動うごくときは、「何なにを目指めざしてがんばるか」を最初さいしょに決きめると、みんなが同おなじ方向ほうこうに向むかえるよ。
「運動会うんどうかいで優勝ゆうしょうする！」「発表会はっぴょうかいでみんなをびっくりさせる！」など、目標もくひょうがはっきりするとやる気きもアップするね。

👥 役割分担やくわりぶんたんをきちんと決きめる！

みんなが同おなじことをしていると、かえって混乱こんらんしちゃうことも。
「司会しかいをする人ひと」「資料しりょうを作つくる人ひと」「発表はっぴょうをまとめる人ひと」など、それぞれの得意とくいを活いかして役割やくわりを分わけると、スムーズに進すすむよ。

🤝 困こまったときは、すぐに相談そうだんできる環境かんきょうを作つくろう！

「ひとりで抱かかえ込こまない」が大事だいじなポイント！
困こまったときにはすぐに相談そうだんできるよう、チームで「話はなしやすい雰囲気ふんいき」を作つくっておくと安心あんしんだね。
「分わからないことがあったら教おしえ合あおう」と決きめておくのも良よい方法ほうほうだよ。

チームで力ちからを合あわせると、一人ひとりではできないことも達成たっせいできるんだ。
お互たがいを思おもいやりながら、協力きょうりょくしてがんばろう！