第4章
安全に使うためのルールと判断力

ICTを学ぶ中級編

4-1. ネットで気をつけること

インターネットを安全あんぜんに使うためには、トラブルにまれないように注意ちゅうい必要ひつようです。
例えば、らないひとからのメッセージには返信へんしんしない、個人情報こじんじょうほう簡単かんたん公開こうかいしないなど、
基本的きほんてきなルールをまもることが大切たいせつです。

4-2. SNSでトラブルを防ごう

SNSを使うときには、相手あいて本当ほんとう信頼しんらいできるかを確認かくにんしましょう。
例えば、プロフィール写真しゃしん有名人ゆうめいじんやアニメキャラクターのものは、
にせアカウントの可能性かのうせいもあります。

🌟 ポイント

4-3. 個人情報の守り方

インターネットじょう個人情報こじんじょうほう公開こうかいすると、悪用あくようされる危険性きけんせいがあります。
名前なまえ住所じゅうしょ電話番号でんわばんごう学校名がっこうめいなどは絶対ぜったい公開こうかいしないようにしましょう。
また、写真しゃしん投稿とうこうするときも、背景はいけい個人情報こじんじょうほううつっていないか確認かくにん必要ひつようです。

4-4. やってみよう!危険を見つけるクイズ

次のシチュエーションで、危険きけんだとおもうポイントをかんがえてみましょう。

  1. SNSで「当選とうせんしました!リンクをクリックしてください!」というメッセージがとどいた
  2. らないひとから「友達ともだちになろう」とメッセージがとどいた
  3. 無料アプリをインストールするときに「カメラやマイクのアクセス許可きょか」をもとめられた

ただしい判断はんだんができるよう、はなってみましょう!

4-5. ケーススタディ:SNSでのトラブル事例

【ケース1:なりすましアカウント】

友達ともだちのふりをしたアカウントからメッセージがとどき、
個人情報こじんじょうほうそうとする手口てぐちがあります。

【ケース2:誹謗中傷ひぼうちゅうしょう被害ひがい

ネットじょう悪口わるぐちかれ、きずついてしまった。
証拠しょうこ保存ほぞんし、大人おとな相談そうだんすることが大切たいせつです。

4-6. デジタルモラルを考える

インターネットじょうでも、現実げんじつおなじようにマナーやルールをまもることが必要ひつようです。
例えば、他人たにん作品さくひん無断むだん使用しようしない、意見いけんちがっても冷静れいせいはなうなど、
デジタル空間くうかんでもおもいやりを持ってせっしましょう。

4-7. この章のまとめ

インターネットやSNSを安全あんぜんに使うためには、危険きけん予測よそくして行動こうどうすることが大切たいせつです。
個人情報こじんじょうほうまもり、こまったときには信頼しんらいできる大人おとな相談そうだんしましょう。
デジタルモラルをにつけて、安全あんぜん快適かいてきなオンライン生活せいかつおくりましょう。

🌟 コラム:安全に使うためのチェックリスト

デジタル機器ききを使うときには、ちょっとをつけるだけで安全あんぜんがぐんとアップするよ。
これから紹介しょうかいするチェックリストをまもって、安心あんしんして使おう!

✉️ らないひとからのメッセージには返信へんしんしない!

SNSやチャットアプリで、らないひとからメッセージが来ても返事へんじをしないことが大切たいせつだよ。
だれだろう?」とおもってかえすと、トラブルにまれることがあるから、すぐに大人おとな相談そうだんしよう!

📷 SNSに個人情報こじんじょうほうせない!

写真しゃしん名前なまえ学校名がっこうめいんでいる場所ばしょなどをSNSにせるのはとっても危険きけん
だれているかわからないから、友達ともだちとの共有きょうゆうをつけてね。

🔗 あやしいリンクは絶対ぜったいにクリックしない!

「プレゼントがたりました!」なんてリンクがおくられてきても、絶対ぜったいにクリックしないで!
ウイルスに感染かんせんしたり、個人情報こじんじょうほうぬすまれたりすることがあるから、要注意ようちゅういだよ。

🆘 こまったときは、すぐに大人おとな相談そうだん

「どうしよう…」とこまったら、一人ひとりなやまずに信頼しんらいできる大人おとな相談そうだんしよう。
おうちのひと先生せんせいなら、きっとちからになってくれるよ!

デジタル機器きき安全あんぜんに使うためには、「ちょっとってかんがえる」ことが大事だいじ
しっかりチェックして、安全あんぜんたのしもう!