こんにちは、一般社団法人 全国ICT教育推進協会PICOを設立予定のむぎこです。
今日は「ICT教育って本当に必要なの?」という問いに、私なりの言葉で答えてみたいと思います。
変化し続ける社会と、変わらない“学び”の形
今の子どもたちは、私たちが育ってきた時代とはまるで違う情報環境の中で生きています。
スマホ、AI、オンラインサービス…あらゆる技術が日々進化し、社会のしくみもどんどん変わっています。
でも、子どもたちが「学ぶ場」は、どうでしょうか?
いまだに教科書と黒板中心、決まった時間と場所で、みんな同じことを学ぶというスタイルが主流のままです。
これは、今の時代を生きる子どもたちにとって、本当に合った学び方なのでしょうか?
ICTは、“多様な学び”を可能にする
ICT教育とは、単にタブレットやパソコンを使うことではありません。
ICTを通して、一人ひとりの子どもに合った学びをつくることが、本質だと私たちは考えています。
たとえば、
自分のペースでくり返し学べる動画教材
遠隔地からでも参加できるオンライン授業
病室の中でも使えるデジタル教材やチャット
課題解決型の創作活動やプログラミング
こうした学びが、子どもたちの「できる」を広げ、「学ぶことって楽しい」に変わるきっかけになります。
誰かの「不利」を、ICTで「フラット」に
ICT教育の力は、特に“学びにくさ”を感じている子どもたちにこそ、届いてほしいと思っています。
不登校の子
長期入院中の子
障害のある子
地域や家庭の事情で学びが届きにくい子
こうした状況をICTでカバーすることで、「自分には学ぶ場所がある」と感じられる子が増える。
それは、社会全体をやさしく強くしていく力になると信じています。
だから、今こそICT教育
ICTは、未来のための特別なツールではなく、「今」を支えるためのものでもあります。
子どもたちが、どんな状況でも、どんな場所でも、学びから切り離されないように。
そして、自分の力を信じて進んでいけるように。
そのために、ICT教育は必要不可欠だと、私たちは思っています。
この想いに共感してくださる方がいたら、ぜひ一緒に動き出してみませんか?