第3章
データを使って考えよう

ICTを学ぶ上級編

3-1. データってなに?

データとは、数字すうじ文字もじ画像がぞうなど、情報じょうほうをまとめたものです。
例えば、クラスのみんなの身長しんちょうきなものあつめたひょうもデータのひとつです。
データを整理せいりすると、何が多いかや、どう変化へんかしているかがわかります。

3-2. データを調しらべてみよう

データをあつめるためには、アンケートや観察かんさつをして、情報じょうほう記録きろくします。
例えば、やす時間じかんに何をしているかをクラスのみんなにいて、
あつまった結果けっかをノートにまとめると、データができあがります。

🌟 ポイント

3-3. グラフを使ってわかりやすくしよう

あつめたデータをグラフにすると、数字すうじだけではわかりにくいことがえてきます。
ぼうグラフやえんグラフを使うと、どれが多いかが一目ひとめでわかります。

🌟 コツ

3-4. やってみよう!データをまとめて発表はっぴょう

【テーマ】クラスのみんなのきなあそびを調しらべよう!

データをながら、どうしてこのあそびが人気にんきなのかかんがえてみましょう。

3-5. ケーススタディ:データでわかること

【ケース1:学校行事がっこうぎょうじのアンケート結果けっか
文化祭ぶんかさいたのしかったコーナーをアンケートで調しらべたところ、
ゲーム大会たいかい一番人気いちばんにんきでした。
これを次回じかい企画きかくかすことができます。

【ケース2:給食きゅうしょくアンケート】
きなメニューをいたら、カレーが圧倒的あっとうてき人気にんきでした。
次回じかい特別給食とくべつきゅうしょくで、カレーのやす計画けいかくちました。

3-6. まとめた結果けっかつたえる工夫くふう

データを発表はっぴょうするときは、ただ数字すうじうだけではなく、
グラフやを使って視覚的しかくてきつたえるとわかりやすくなります。

🌟 ポイント

3-7. このしょうのまとめ

データを使うと、物事ものごと客観的きゃっかんてきかんがえられます。
自分じぶんおもみだけでなく、データをあつめて確認かくにんすることで、
ただしい判断はんだんができるようになります。
データを活用かつようして、もっとわかりやすく発表はっぴょうしてみましょう!

🌟 コラム:データをあつめるときの工夫くふう

ICTを使って何かを調しらべるときには、データをあつめることが大事だいじだよね。
でも、うまくあつめるには工夫くふう必要ひつようなんだ。ポイントをさえて、スムーズにデータをあつめよう!

📝 アンケートをするときは、質問しつもんをシンプルに!

アンケートでデータをあつめるとき、質問しつもんむずかしいと相手あいてこたえにくくなっちゃう。
例えば、「どうかんじましたか?」よりも「たのしかった?」「むずかしかった?」のように、みじかくてわかりやすい質問しつもんにするといいよ。
シンプルな質問しつもんほど、たくさんの意見いけんあつまりやすいんだ。

📊 メモをりやすいようにひょうつくる!

あつめたデータを整理せいりするときに、バラバラだとかりにくいよね。
そんなときは、ひょうつくってまとめるとスッキリ!
名前なまえ」「意見いけん」「点数てんすう」など、カテゴリごとにわけておくと、あとから見返みかえすときにも便利べんりだよ。

🌐 みんながこたえやすい環境かんきょうつくろう!

アンケートをあつめるとき、かみだけでなくデジタルでもこたえられるようにすると便利べんりだよ。
かみきたいひと」「スマホでこたえたいひと」と、それぞれちがうから、どちらでもOKな環境かんきょう準備じゅんびすると、おおくの意見いけんあつめやすくなるよ。

データを上手じょうずあつめるには、みんなが協力きょうりょくしやすい工夫くふうがポイント。
かんがえやすく、整理せいりしやすく、おおあつめられる工夫くふうをしてみよう!