・プライバシーとは何か、子どもにどう説明するかが分かる
・「自分の情報」「他人の情報」両方の守り方が分かる
・写真・動画・SNSでの注意点が分かる
・個人情報保護法の基礎を子ども向けに説明できる
プライバシー保護の教え方
はじめての問い
「住所をネットに書いてはいけない」「写真を勝手にアップしてはいけない」——大人にとっては当たり前のことが、子どもにはまだピンと来ません。
プライバシーは、子ども自身を守るだけでなく、友達や家族など「他の人を守る」ためのものでもあります。本節では、年齢に応じた教え方の基本を学びます。
プライバシー・ 個人情報・ 肖像権・ 位置情報(GPS)・ 個人情報保護法
家族会議で「写真を撮るときのルール」を決める
SNSに子どもの写真を載せる時、本人に「これ載せていい?」と確認
祖父母・親戚にも、写真の扱いを共有する
「自分の情報も大切、他の人の情報も大切」を繰り返し伝える
クラスの写真を学校HPに載せる時は、保護者の個別同意を得る
園・学校での「写真撮影ルール」を年度初めに保護者と共有
子どもの作品をHPに載せる時も同意確認
「みんなのプライバシーを守る」を学級目標に組み込む
基本を知る
🔍 ネットで気をつけたい「個人情報」
👥 自分と他の人、両方のプライバシーを守る
📷 写真・動画を撮る前・撮った後の確認
名前・住所・写真・声・健康・成績等は「個人情報」として法律で保護されています。学校・園・自治体も個人情報を扱う立場として規律対象です。
保護者・本人は、自分の情報の利用について確認・訂正できる権利を持ちます。漏えいなどが起きた場合、関係機関への報告義務があります。
※詳細は2級・1級で学びます。3級では「自分や子どもの情報も法律で守られている」と理解できれば十分です。
はじめてみよう
家庭・指導の現場での具体的取り組み
家族会議で「写真を撮るときのルール」を決める
SNSに子どもの写真を載せる時、本人に「これ載せていい?」と確認
祖父母・親戚にも、写真の扱いを共有する
「自分の情報も大切、他の人の情報も大切」を繰り返し伝える
クラスの写真を学校HPに載せる時は、保護者の個別同意
園・学校での「写真撮影ルール」を年度初めに保護者と共有
子どもの作品をHPに載せる時も同意確認
「みんなのプライバシーを守る」を学級目標に
ケースを見てみよう
Kさん(小5)が、お母さんのスマホを使って友達のLちゃんが寝ている顔の写真を「面白い!」と思って投稿してしまいました。Lちゃんの保護者から学校に連絡があり、事案が発覚しました。
・一度ネットに上げた写真は完全には消せない
・加害側の子どもも教育の対象(責めるだけでなく学ぶ機会に)
・家庭の機器(保護者のSNS)でも、子どもへの管理は必要
ある小学校3年生のクラスで、養護教諭と担任が連携して「プライバシー」をテーマにした2時間の授業を行いました。
・「他の人のプライバシーも大事」という感覚が育った
・家庭でも子どもがプライバシーの話題を持ち出すように
・クラスでの写真撮影マナーが定着