・高学年に育てたい4つの力(情報・協働・表現・判断)が分かる
・9-12歳に合う活動例が10種類以上見つかる
・SNS・スマホとの距離の取り方が分かる
・「子ども主導」へのシフトの仕方が分かる
小学校高学年(9-12歳):情報活用と協働
はじめての問い
小学校高学年は、論理的な思考が育ち、友達関係も広がる時期です。同時に、SNS・スマートフォンへの興味が高まり、自分の世界を持ち始める時期でもあります。
ICT教育では、「ただ操作できる」を超えて、「情報を探す・選ぶ・使う・伝える」「人と協力する」を本格的に学びます。同時に、ネットの世界でのマナー・安全も、より具体的に学ぶ時期です。
情報リテラシー・ 協働学習・ プレゼンテーション・ ファクトチェック・ デジタルシティズンシップ
子どもが「これ調べたい」と言ったら一緒に確かめてあげる
「ネットで見た」を「本当?」と聞く文化を作る
子どもが作った作品を、本気でレビューする
中学進学前に「SNSはどうするか」を一度話し合う
授業に「情報を確かめる」時間を毎月入れる
プレゼン・発表の機会を多く設ける
クラスで「ネットの上手な付き合い方」を年複数回扱う
中学進学前に「これからのデジタルライフ」を考える単元を設ける
基本を知る
💪 高学年に育てたい4つの力(本教材での整理)
🔍 情報を確かめる4つの問い
🎯 推奨される活動例(10種類)
📱 SNS・スマホとの距離の取り方
多くのSNSは13歳以上が利用可能(地域による)なので、原則的にこの時期はまだ「SNSを使わせない」が基本です。ただし、「禁止」を説明するのではなく、「なぜ待つのか」を一緒に考えることが大切です。
- LINE:12歳以上推奨 — 家族間のみに限定、グループは管理
- YouTube:13歳以上(YouTube Kidsは別) — 投稿は原則しない、視聴のみ
- Instagram:13歳以上 — アカウント作成は中学生以降
- TikTok:13歳以上(地域による) — アカウント作成は中学生以降
- X(旧Twitter):13歳以上 — アカウント作成は中学生以降
※年齢制限はサービスごとに更新されるので、最新の利用規約を必ず確認しましょう。
🔑 「子ども主導」へのシフト
はじめてみよう
家庭・指導の現場での具体的取り組み
子どもが「これ調べたい」と言ったら一緒に確かめてあげる
「ネットで見た」を「本当?」と聞く文化を作る
子どもが作った作品を、本気でレビューする
中学進学前に「SNSはどうするか」を一度話し合う
授業に「情報を確かめる」時間を毎月入れる
プレゼン・発表の機会を多く設ける
クラスで「ネットの上手な付き合い方」を年複数回扱う
中学進学前に「これからのデジタルライフ」を考える単元を設ける
ケースを見てみよう
ある小学校の5年生クラスで、1学期を通じて「自分の町の今と昔」をテーマにしたデジタル探究プロジェクトを行いました。
・情報を確かめる重要性(古い写真の年代、人物の名前等)
・協力する難しさと、できたときの喜び
・発表することで、自分たちの学びが地域に還元される実感
ある小学校で、6年生対象に「中学進学前にSNSを考える」ワークショップを実施しました。保護者会と連動した取り組みです。
・保護者も「子どもが本気で考えていること」を実感
・中学進学後のSNS使用について、家族で対話する文化
・困ったときの相談先が、子どもの中に明確になった
振り返りチェックリスト
主要参考文献・指針(第2章)
🌐 国際指針・調査
- WHO(2019)『5歳未満の身体活動・座位行動・睡眠に関するガイドライン』
- OECD『PISA 2022 Results』
- Common Sense Media『Common Sense Census』(子どものメディア利用調査)
🏛️ 国・公的機関
- 文部科学省『小学校学習指導要領』(2017年告示、2020年度実施)
- 文部科学省『プログラミング教育の手引き』
- 文部科学省『GIGAスクール構想』
- 文部科学省『教育の情報化に関する手引き』
- 総務省『情報通信白書』
🛠️ 教材・サービス
- Scratch(MIT Media Lab)/ ScratchJr(MIT Media Lab・Tufts大学 共同開発)
- 文部科学省『学習者用デジタル教科書』
📞 相談窓口
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(文部科学省)
- 子どもの人権110番:0120-007-110(法務省)
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・無料)
- 消費者ホットライン:188
※2026年5月時点の情報です。最新情報は各機関の公式サイトでご確認ください。
今日の学びをふりかえろう
高学年のICT活用について学んだことを振り返ってみましょう。