・ICT教育とは何か・何のためにやるのかが説明できる
・ICT教育で子どもが得られる3つの効果が分かる
・「やりがちな勘違い」を避け、正しい入り口に立てる
・家庭・教室で最初に取り組むべき一歩が分かる
ICT教育の目的と効果
はじめての問い
「タブレットを子どもに渡しておけばICT教育になる」「ゲームのし過ぎが心配で、デジタル機器は触らせたくない」——どちらの考えも、ICT教育の本当の姿ではありません。
ICT教育とは、「子どもがデジタル技術を上手に使いこなしながら、自分や他の人を大切にできる人に育つこと」を支える教育のことです。機器を使うのが目的ではなく、子どもが「学び・つながり・自分らしさ」を広げる手段として活用するのが目的です。
ICT(情報通信技術)・ デジタル機器・デジタルメディア・ 情報モラル・ デジタルリテラシー・ メディアバランス(使いすぎず、使わなさすぎず)
基本を知る
✨ ICT教育が重視される3つの理由
💪 ICT教育で子どもに育つ3つの力(本教材での整理)
⚠️ 注意したい3つの勘違い
はじめてみよう
いきなり全部やろうとせず、3つのステップで小さく始めましょう。
家庭・指導の現場での具体的取り組み
子どもと相談して、家庭で使う「最初の1アプリ」を選ぶ
使う時間を最初から決めておく(1日10〜20分など短めに)
使い終わったら、一緒に感想を話す
「使うのは楽しい」「使えると便利」をまず体感させる
学年・園のICT教育の目標を、保護者・保育者と共有する
最初の活動は全員ができる簡単なものを選ぶ(写真撮影、簡単な絵を描く等)
「触ってよい」と「触ってはいけない」のルールを最初に明示
子どもの「できた!」をしっかり見届け、声をかける
ケースを見てみよう
保育園に通うAさん(5歳)の家庭。お母さんは「遅れないか心配だけど、目や依存が心配で踏み出せない」と悩んでいました。
・何から始めればよいか分からない
・時間をどう区切ればよいか分からない
・時間を区切ることで自然に「終わる」を覚えた
・目的があることでお母さんも安心して使わせられた
ある小学校で2年生のクラスが初めてタブレットを使う授業。先生は「最初に何をすればよいか」を悩み、シンプルな活動を選びました。
・子どもたちは自然に協力し「他の子のいいね!」を見つけた
・使う前のルール(落とさない・人を勝手に撮らない)がその後にも生きた
振り返りチェックリスト
今日の学びをふりかえろう
ここまでの内容を踏まえて、ICT教育について一緒に考えてみましょう。