🚀
AIツール、何から始める?
やりたいことから選んでみてください
🎯 難易度の目安
⭐
初心者向け
すぐ使える
⭐⭐
中級者向け
少し慣れが必要
⭐⭐⭐
上級者向け
設定が複雑
💬
汎用チャットAI(調べる・要約・下書き)
⭐
ChatGPT
OpenAI開発の対話型AI。Web検索、ファイル読み込み、コード生成など多機能を1つのツールで利用可能。教育現場では文章作成の下書きから、複雑な質問への回答まで幅広くサポート。
教材文案・メール下書き・要約の要約に◎
学級通信の下書きを10秒で作成
⭐
Claude
Anthropic開発のAIアシスタント。長文の読解・分析が得意で、論理的な文章構成や段階的な思考整理に優れる。教育方針の策定や企画書作成など、体系的な文書作成に適している。
方針メモ→章立て→本文の流れが安定
校内研修の企画書を15分でまとめ
⭐
Gemini
Google開発のAI。Gmail、Google Docs、Google Slidesなどのワークスペースツールと連携可能。既存のGoogle環境を活用している学校では、業務フローを大幅に効率化できる。
業務の下ごしらえに
保護者向けメールを一括作成
⭐
Perplexity
検索特化型AI。質問に対してWeb上の最新情報を収集し、出典付きで回答を提供。教育トレンドの調査や、授業で使う最新データの収集に威力を発揮。
根拠付きの情報収集に向け
最新の教育トレンドを5分でリサーチ
🖼️
画像生成
⭐⭐
Midjourney
高品質なアート風画像を生成するAI。テキストから想像力豊かなイラストや図解を作成可能。授業で使うサムネイル、教材の挿絵、プレゼン資料の背景画像などを短時間で制作できる。
サムネ・挿絵・背景づくりが速い
授業で使うイラストを3分で生成
⭐⭐⭐
Stable Diffusion
モデル重み公開の画像生成AI(Stable Diffusion系)。校内ネットワーク内でのローカル運用可。GPUがあると快適。ライセンス遵守が前提で、外部サービスを避けたい場合に有力。
校内限定利用やコストを抑えたい場合に◎
コストをかけずに教材画像を大量生成
※既存キャラクターや商標の再現は権利面の確認が必須です。
🎬
動画生成・編集
🎙️
音声(文字起こし・読み上げ)
👩💻
コーディング支援(Copilot系)
📄
ドキュメント作成・仕事効率化
⭐⭐
Microsoft 365 Copilot
Microsoft Office製品に統合されたAI。Word、Excel、PowerPoint、Outlookを横断して文書作成を支援。会議議事録から提案書まで、一連の業務フローを効率化できる。
会議メモ→提案書までつなぐ
職員会議資料を半自動で作成
⭐⭐
Notion AI
オールインワン・ワークスペースのNotion内で動作するAI。メモから仕様書、議事録、要約まで一つのプラットフォームで完結。プロジェクト管理と文書作成を統合した業務効率化が可能。
プロジェクト管理との統合に
年間行事計画を効率的に管理
⭐
NotebookLM
Google開発の資料分析AI。アップロードした文書・PDF・資料を元にQ&Aや要約を生成。既存の教育資料から学習用コンテンツを自動作成したり、複雑な資料を生徒向けに分かりやすく要約する際に活用。
学習の下地作りに
教育関連資料から瞬時にQ&A作成
🗣️
会議アシスタント
🧠
"作る側"の基盤(RAG・エージェント)
✅ まずはコレ!用途別の最短セット
<教材文案>
ChatGPT or Claude → 下書き・言い換え・目次案
<サムネ画像>
Midjourney → 学年・教科・雰囲気を指定
<授業記録>
Otter.ai → 文字起こし → Notionで整理
<短尺動画>
Runway or Pika → 基本は5〜10秒。Extend機能で段階的に最大40秒まで延長可
<資料から答えるFAQ>
LlamaIndex+Pinecone(小規模でも可)
🛡️ 教育現場で使うときの注意点
- 個人情報:生徒名・顔写真・成績などは原則アップしない!匿名化。
- 著作権:画像・音源・フォントの権利を確認。生成物でも学内配布の範囲や商用利用可否をチェック。
- 出典表示:Web情報を要約した場合は元情報のリンクや出典を明記。
- 検証:AIの誤り(ハルシネーション)対策として、人の最終確認を前提に。
❓
よくある質問
Q1. まず1つだけ選ぶなら?
A. 文章・要約・下書きの汎用性が高いChatGPT/Claudeから。画像や動画は必要になったら追加でOK。
Q2. 無料でどこまでできますか?
A. 下書き作成・簡単な要約・小規模な画像生成は無料~低額で十分。校務で継続利用するなら組織プランや権利面の整備を検討。
Q3. 校内ネットワークで使える?
A. クラウド利用が難しい場合は、Stable Diffusionローカルや校内サーバ運用が選択肢。まずは小規模実験から。
この記事は、PICOの活動での知見をもとに用途別の"はじめの一歩"を整理したものです。
学校・教育機関向けの導入支援はAIに関わらず(運用ルール策定、職員研修、教材テンプレート提供など)お気軽にお問い合わせください。