小学4年生の担任をしている高橋先生は悩んでいました。「タブレットを使った授業をしているけど、子どもたちがあまり興味を示さない...どうしたらいいの?」
転機:ある日、子どもたちの「好きなこと」を聞いて回った高橋先生。アニメ、虫取り、料理、サッカー...みんなそれぞれ違う興味を持っていることに気づきました。
「それなら、みんなの好きなことを使ってICTを学ぼう!」その結果、クラス全体が夢中になって学習するようになりました。
子どもたちが夢中になる活動には共通点があります。「自分の好きなこと」「やってみたいこと」「友達と一緒に楽しめること」「達成感が味わえること」を組み合わせることで、自然に学習に取り組むようになります。
子どもの「好き」を観察:普段何に興味を示すか、どんな話をするかをよく聞く
簡単なところから始める:複雑すぎると挫折するので、成功体験から積み重ね
一緒に楽しむ:保護者も一緒に参加して、家族の時間として楽しむ
過程を大切に:完璧な作品を求めず、取り組む過程を褒める
児童の興味調査:学期初めに児童の興味・関心をアンケートや面談で把握
学習目標との関連:楽しいだけでなく、教科の学習目標と明確に関連付け
段階的な活動設計:基礎から応用まで、すべての児童が参加できる段階設定
成果の共有機会:クラス内外で成果を発表・共有できる機会の設定