同じ小学2年生でも、みんな違います。ひろし君は文字を読むのがゆっくりですが、動画を見るのが大好き。あかりちゃんは絵を描くのが得意で、いつもカラフルな作品を作っています。ゆうた君は人前で話すのは苦手ですが、一人でじっくり考えることができます。
それぞれの子どもの「得意」を活かし、「困りごと」をサポートする—それがICT教育の真の役割です。
子どもたちは一人ひとり違うペースで成長します。年齢は目安であり、実際にはその子なりの発達段階があります。ICT活用では、年齢よりもその子の興味・関心、得意・不得意、性格などを理解することが大切です。
観察のポイント:どんな時に集中するか、どんな方法で学ぶのが好きか
試行錯誤:色々な方法を試して、その子に合ったやり方を見つける
成長の記録:小さな変化や成長を写真や動画で記録
褒めポイント:努力や工夫を具体的に褒める
多様な参加方法:発表、制作、サポート役など色々な参加の仕方
得意の発見:一人ひとりの得意分野を見つけて記録
ペア・グループ:お互いの得意を活かし合える組み合わせ
スキャフォールディング:必要な時に必要な分だけサポート