さくら小学校でICT教育が本格化した時、最初は各家庭・各教室で個別に対応していました。「うちの子だけついていけない」と悩む保護者、「他の先生はどうしているんだろう」と不安な教員。それぞれが孤立し、同じような問題で悩んでいることにも気づかずにいました。
しかし「みんなで情報を共有してみよう」という小さな取り組みから始まり、1年後には「困った時に相談できる仲間がいる」「成功体験を分かち合える」「一人ひとりが成長して、全体のレベルが向上する」という支え合いのコミュニティが生まれました。
一人で悩むのではなく、みんなで支え合う教育環境こそが、子どもたちの最高の成長を支える基盤になります。
個人の指導技術を高めるだけでなく、「コミュニティ全体を向上させるリーダーシップ」を発揮します。情報共有の仕組み作り、相談体制の構築、学び合いの場の企画・運営、継続的な関係性の維持など、組織やコミュニティ全体をエンパワーする技術を学びます。