小学4年生のたろうくんのお母さんは、最近悩んでいました。「家庭でのICT学習が思うようにいかない」「学校での様子がよく分からない」「近所に同じような悩みを相談できる人がいない」。
そんな時、学校から「ICT学習発表会にぜひご参加ください。地域の方々も一緒に子どもたちの成長を見守りませんか?」という案内が来ました。半信半疑で参加したお母さんでしたが、そこで驚くべき光景を目にしました。
「子どもたちが地域のおじいちゃん・おばあちゃんにタブレットの使い方を教えている!」「お母さん同士が子育ての悩みを相談し合っている!」「先生と保護者が一緒に子どもの成長を喜んでいる!」
これが「家庭・学校・地域がつながる」ということなのかと実感した瞬間でした。
子どもの成長を支えるのは、家庭だけでも学校だけでもありません。家庭・学校・地域が連携し、お互いの強みを活かし合う協働活動を企画・運営する力を身につけ、子どもたちにとってより豊かな学習環境を作りましょう。