2030年、小学5年生のたいち君は朝からAIアシスタントと英会話練習をし、VRで古代エジプトを探検し、世界各国の同級生とオンラインで環境問題について議論し、プログラミングでロボットを動かし、3Dプリンターで理科の実験道具を作りました。でも最も大切だったのは、友達が困っている時に「どうしたの?」と声をかけ、一緒に解決方法を考えたことでした。
技術は進歩するが、人間らしさ・創造性・協働性・問題解決力はますます重要になる—これが未来を生きる子どもたちに必要な力です。
デジタル社会(Society 5.0)では、「知識を覚える」から「知識を活用して新しい価値を創造する」能力が重視されます。情報活用能力・問題発見解決能力・創造性・協働性・批判的思考力・グローバルコミュニケーション力が核となる資質・能力です。
• フェイクニュース判定ゲーム
• データ分析・可視化プロジェクト
• 情報発信マナー・倫理教育
• デザイン思考プロセス体験
• プロトタイプ作成・改良活動
• 失敗からの学習・改善経験
• ストーリーテリング・脚本制作
• 音楽・サウンドデザイン体験
• マルチメディア表現プロジェクト
• 多文化理解・異文化体験
• チーム制作・発表活動
• オンライン協働学習
好奇心を大切に:「なぜ?」「どうして?」の疑問を一緒に探究
失敗を恐れない環境:挑戦・失敗・改善のサイクルを応援
多様な体験機会:デジタル・アナログ様々な表現・創作体験
世界への関心:ニュース・文化・言語に触れる機会を提供
探究的な学習設計:答えのない課題に挑戦する機会を提供
協働学習の充実:異なる意見・視点を尊重し合う環境作り
ICT活用の目的明確化:技術習得より思考・表現・協働の道具として
グローバル視点の導入:世界の同世代との交流・比較学習